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要注意!知っておきたい2つの保険と未加入業者のリスク

業者にゴミ屋敷の清掃を依頼しようと思ったとき、業者が本当に信頼できるかどうか、どのように判断すればいいのか?
ちょっとわからないですよね?

その判断材料の一つとして保険への加入をあげたいと思います。

保険に加入しているかどうかで、万が一のトラブルに対する対応力が大きく変わるからです。
今回は、ゴミ屋敷清掃業者が加入すべき2つの重要な保険と、保険未加入業者のリスクについて解説していきます。

業者選びを失敗しないために、ぜひ参考にしてください。

2つの保険

ゴミ屋敷清掃業者が入っておくべき保険というと賠償責任保険(損害賠償保険)請負業者賠償責任保険になります。

賠償責任保険(損害賠償保険)

業者が清掃中にお客様の財産や身体に損害を与えた場合に、その損害を補償する保険です。

例えば、

ゴミ屋敷の片付け中に業者が誤って高価なアンティークの壺を倒して壊してしまった場合、この保険によりその壺の修理費用や買い替え費用が補償されます。
また、清掃中に業者が誤ってお客様の足を踏んでケガをさせてしまった場合も、医療費や慰謝料などが補償されたりします。
ちなみに作業員が安全靴を履いている場合、踏まれたらとても痛いです。

『やべぇ!やっちまった。なんか高そうな壺だなぁ』

請負業者賠償責任保険

業者が請負契約に基づいて行った作業によって第三者に与えた損害を補償する保険です。清掃中に隣家の物を破損した場合などが該当します。個人宅だけでなく、マンションや商業施設など、多様な現場での作業にも対応できたりします。

例えば、

ゴミ屋敷の片付け中に業者が誤ってお隣の郵便ポストを壊してしまった場合、この保険により作業中に被害を受けたのがお隣さんという第三者であっても修理費用や買い替え費用が補償されます。

『うわ!お隣のポスト壊しちゃったよ』

賠償責任保険(損害賠償保険)に比べると請負業者賠償責任保険に加入している業者は少ないのかもしれません。
賠償責任保険(損害賠償保険)への加入をホームページでアナウンスしている業者はたくさんありますが請負業者賠償責任保険って見たことないんですよね。

第三者への損害を補償。確かに起こりにくいトラブルかもしれませんが、入っている業者を選んで損はない!という感じではあります。

とにかく聞いてみるのが大事です。

主要な保険会社の紹介

主な保険会社を上げてみましょう。

東京海上日動火災保険株式会社 多様な賠償責任保険を提供。
損害保険ジャパン株式会社 広範な補償範囲の保険商品を提供。
三井住友海上火災保険株式会社 業務に特化した賠償責任保険を提供。
あいおいニッセイ同和損害保険株式会社 個人から法人まで対応する保険を提供。
楽天損害保険株式会社 幅広い賠償責任保険を提供。

保険加入を確認する

業者がどんな保険に入っているか?
確認するのは大切です。
ホームページに載っていたとしても、かならず保険加入については直接、確認したほうがいいですね。

保険証書の提示

お客様は、業者に保険証書のコピーを提示してもらい、加入の有無や補償内容を確認することができます。

保険会社への直接確認

保険証書に記載された保険会社に連絡し、業者が実際に保険に加入しているか確認することができます。

低価格で作業を請け負うために保険に未加入という業者があるかもしれません。
どんなに見積もりが安くても、このような業者に依頼をすることはおススメできません。

保険の加入がないと法的なトラブルに発展するリスク

事故や損害が発生した場合、保険の加入がないと法的なトラブルに発展するリスクがあります。
さらに損害賠償もとめるために訴訟に発展すると、時間や費用がかかるだけでなく、精神的な負担も大きくなります。

依頼主の安心と安全を確保するためには、必ず保険に加入している業者を選ぶことが重要なんです。
賠償責任保険と請負業者賠償責任保険に加入している業者を選ぶことで、安心してゴミ屋敷の清掃を任せることができます。

保険に加入は非常に重要な安心材料の一つ

ゴミ屋敷清掃業者が適切な保険に加入していることは、依頼主にとって非常に重要な安心材料となります。
賠償責任保険や請負業者賠償責任保険に加入している業者を選ぶことで、万が一のトラブルにも安心して対応できます。

この記事を参考に、信頼できるゴミ屋敷清掃業者を選びましょう。では。

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