安心して頼める！信頼のあるごみ収集業者・不用品回収業者の選び方

ゴミ屋敷の片付けや引っ越し時に出た大量の不用品。
自分で運んで整理するには時間も労力もかかりますし、精神的にもきついと感じられる場面がきっと出てくるはず、、、

そこで、ごみ収集業者や不用品回収業者を利用しようと考えたとき、どうやって業者を選べばいいのでしょうか？

今回の記事では、「信頼できるごみ収集業者・不用品回収業者」や「避けるべき危険なごみ収集業者・不用品回収業者」それぞれの選び方を7つのポイントに絞って解説します。

最後までしっかりと目を通していただければ、あなたに合った信頼できるごみ収集業者・不用品回収業者を見つける手掛かりを得られるはずです。

ごみ収集業者・不用品回収業者の基本を解説

まずはごみ収集業者・不用品回収業者の基本的な知識を、以下の2つの観点から解説します。

• ごみ収集業者・不用品回収業者とは？
• 「ごみ収集業者・不用品回収業者は危険」と勘違いされてしまう理由

それぞれ順番に確認していきましょう。

ごみ収集業者・不用品回収業者とは？

ごみ収集業者・不用品回収業者の大きな違いは、その名の通り、ごみを回収するか、不用品を回収するかです。
ごみ収集業者とは、一般家庭や企業から排出されるごみを回収し、処理する業者のことをいいます。
自治体の委託を受けた業者と、民間の不用品回収業者の2種類が存在します。

それに対して、不用品回収業者は家具や家電などの大型ごみを回収し、リサイクルや適正処分を行う業者を指します。

どちらも私たちの生活にとって便利なサービスではありますが、選び方次第ではのちのち面倒なことやトラブルに発展する可能性もあるので、業者の選び方には十分な注意が必要です。

「ごみ収集業者・不用品回収業者は危険」と誤解されてしまう理由

一部の悪質な業者が違法なごみ処理や高額な請求を行うため、「ごみ収集業者・不用品回収業者は危険」と誤解されることがあります。

テレビや新聞でも取り上げられることもあり、「ごみ収集業者・不用品回収業者＝危険」といったイメージを持たれている方も少なからずいらっしゃるのではないでしょうか？

しかし、適切な許可を持ち、法令を遵守している業者も多く存在します。
ですので、正しい知識や情報を知り、信頼できる業者の選び方がわかれば、あなたも安心してサービスを利用できるようになるはずです。

次の章で具体的な選び方を解説していきましょう。

信頼できるごみ収集業者・不用品回収業者の選び方7つのポイント

信頼できるごみ収集業者・不用品回収業者を選ぶ際に、見るべき7つのポイントを紹介します。

一つずつ以下で見ていきましょう。

1. 許可・資格を持っているか？

まず確認していただきたいのが、「一般廃棄物収集運搬業」や「産業廃棄物収集運搬業」の許可を持っているかどうかです。
業者のなかにはこうした許可や資格を持たないまま、平然と業務を行っているところもあるため注意が必要です。

資格の有無を確認するためにも、業者のホームページをチェックしたり、契約時に許可証の提示を求めるようにしましょう。

2. 社長や従業員の顔が見えるか？

業者の信頼性を判断するポイントとして、社長や従業員の顔が見えるかどうかも重要です。

優良なごみ収集業者・不用品回収業者であれば、ホームページやSNS上で社長や従業員が顔出ししているはずです。

また、スタッフ紹介のページを別枠で設けて、一人ひとりを紹介しているような業者であれば、信頼できる基準を満たしていると言えるでしょう。

逆に、顔出し無しで文章だけ、フリー素材ばかりを集めてきたようなホームページであれば、「ちょっと怪しいかも？」と疑いの目を向け、注意した方が良いでしょう。

3. 料金が明確でわかりやすいか？

信頼できるごみ収集業者・不用品回収業者の傾向として、料金体系が明確でわかりやすいということが挙げられます。

ホームページや見積書に明確な料金記載があるか、見積もり時に細かい説明があるか、追加料金が発生する可能性がないかを確認しましょう。

また、「〇〇円〜」と料金表に幅を持たせた表記をしている業者は、実際の請求額が高額になるケースもあるため十分注意してください。

4. 契約書や領収書を発行してくれるか？

適正な取引を行う業者は、必ず契約書や領収書を発行します。
今は書面だけでなく、データで契約書を交わす業者もあるので必ず取り交わすようにしましょう。

契約書や領収書がないと、後から何かあった場合に証拠が残らず、トラブルの原因になりますので、必ず発行してもらうようにしてください。

5. 口コミや評判を偽りなく公表しているか？

インターネット上の口コミや評判をチェックすることも優良業者の選び方の大切なポイントです。

ただし、自社サイトに都合の良い口コミだけを掲載している業者には注意が必要です。
GoogleレビューやSNSの評価も参考にし、総合的に判断しましょう。

また、会社の所在地もネットで確認しておくことをおすすめします。
ネット上の住所が実在する住所なのか。事務所は本当にあるのか。
グーグルマップの航空写真やズームアップした画像を手掛かりにして、実在する業者なのか調べておくと良いでしょう。

6. スタッフの対応が丁寧か

どのサービスにも当てはまることですが、信頼できる業者は、スタッフの対応が丁寧です。

• 問い合わせ時の対応や見積もり時の説明は丁寧か？
• メールの返信は早いか？
• 従業員の言葉遣いや態度、服装は適切か？

細かく注意してチェックすることも大切ですが、あなたの第一印象や直感に従って、「なにか怪しい・・・」と思うのであれば、依頼を止めるのが無難です。

7. 過去に行政処分を受けていないか？

悪質な産廃業者でないか確認するために、過去の行政処分歴を調べることもおすすめします。

行政処分とは、重大な違反を犯した産廃業者に対して自治体が下す処分のことです。
ただし、行政処分歴は産廃業者の許可証では確認できません。

そのため、自治体の公式サイトや環境省のデータベース、自治体の窓口に直接問い合わせをするなどして、過去に行政処分を受けたことがないか確認しましょう。

これらの7つのポイントをヒントに探せば、あなたにあったごみ収集業者・不用品回収業者をある程度絞れるはずです。

また、以下のサイトも優良かつ、信頼できる業者探しの助けになるはずですので、ぜひ参考にしてください。

【全国対応】ごみ収集業者・不用品回収業者ランキング！人気の理由を徹底解説

避けるべきごみ収集業者・不用品回収業者の選び方7つの注意点

今度は反対に、依頼すべきではないごみ収集業者・不用品回収業者を見分けるポイントを7つ解説します。

• 許可証がない・提示を拒む
• 「無料回収」をやたらアピールする
• 見積もりなしで契約を迫る
• 料金トラブルや悪評が多い
• 軽トラックで拡声器を使い住宅街を巡回している
• 携帯電話でしか連絡がとれない
• いきなり自宅に営業しにくる

以下で詳細を確認していきましょう。

許可証がない・提示を拒む

許可証を提示しない業者は違法営業の可能性が高いため、依頼するのは止めておきましょう。
無許可営業は違法であり、最悪の場合、あなた自身が罪に問われる可能性もゼロではありせん。

適正な業者であれば、ホームページや会社案内に「一般廃棄物収集運搬業」や「産業廃棄物収集運搬業」の許可証の情報を開示しているはずですので、依頼する前に必ず確認しましょう。

「無料回収」をやたらアピールする

「無料回収」を過剰にアピールする業者にも注意が必要です。

「どこへでも無料で回収に伺います！」
「ウチはどこよりも高く買い取りますよ！」

こうした言葉から一見お得に感じるかもしれませんが、実は回収後に高額な料金を請求されるケースが後を絶ちません。
特にテレビや冷蔵庫などの家電リサイクル法対象品は、適正な処分に費用がかかるため、本来無料では回収できません。

後から「処分費用」や「運搬費用」などを理由に追加料金を請求されることが多いので、事前に契約内容をよく確認することが重要です。

見積もりなしで契約を迫る

見積もりを出さない、費用の内訳もよくわからない。
それなのに急いで契約を迫ってくる。

そのような業者は要注意です。
悪質な業者は見積もりを出さず、作業後に高額な料金を請求してくる場合があります。

また、「今すぐ契約しないと回収できない」「作業準備を始めてしまっているので、料金がかかる」といった強引な手口をしてくる業者にも注意しましょう。

こうした業者につかまってしまった場合は、必ず事前に書面で見積もりを受け取り、納得したうえで契約することを徹底しましょう。

料金トラブルや悪評が多い

業者を選ぶ際には、事前に口コミや評判をチェックして料金トラブルや悪いコメントがついていないかも見ておきましょう。

GoogleレビューやSNS、比較サイトなどを活用し、過去に料金トラブルがないか、「追加料金を請求された」「回収したごみを不法投棄された」といった悪い評判がないか。
そうしたマイナス要因が多い業者は避けるべきです。

また、口コミのなかには業者が自作自演のものもあるため、複数の情報源を比較しながら慎重に判断することが大切です。

軽トラックで拡声器を使い住宅街を巡回している

あなたも一度は見たり、聞いたりしたことがあるはずです。
「ご家庭のごみや不用品を無料で回収します」とスピーカーを鳴らしながら住宅街をゆっくりと走る軽トラックを。

こうしたごみ収集業者・不用品回収業者は許可なく営業している可能性が高いので、注意しましょう。

もちろん、なかにはきちんと対応してくれる業者もいるにはいるでしょうが、このような業者を利用する場合は、あらかじめそうしたリスクを含んでいることを念頭において、十分に観察、吟味してからお願いするようにしましょう。

携帯電話でしか連絡がとれない

固定電話がなく、携帯電話のみが登録されている業者は、必ずしも怪しいわけではありませんが、注意が必要です。
固定電話を持っていない業者は、所在地や事業所の情報が不明確な場合があります。

また、携帯電話だけの業者は、事業を短期間で行っている場合があり、連絡先が変わることも。
このような業者は、後々トラブルになった際に連絡がつかないこともあるので気をつけましょう。

また、詐欺や不正業者の可能性もゼロではないので、細心の注意を払ってください。

いきなり自宅に営業しにくる

直接、自宅にいきなり訪問してくるごみ収集業者・不用品回収業者は悪質な業者によく見られる特徴の一つです。

事前連絡なく訪ねてくる業者は、一度家に入れてしまうと、強引に対応を迫られ、あとあと断ることが難しい状況になりやすいので、気をつけましょう。

例えば、指示していない不用品まで回収して、高額な運搬費や処分費を請求されたり、家の中の金目のものや高く換金ができそうなものを勝手に持ち出されるといった被害も報告されています。

このような業者は、特に日中で家に人がいない時間帯や、高齢者が住んでいる家庭を狙うことが多いため、十分注意してください。

ごみ収集業者・不用品回収業者とのトラブルを避ける対策3選

悪質な業者や無許可で営業しているようなごみ収集業者・不用品回収業者とのトラブルを避けるためには、以下の3つの対策を心得ておきましょう。

• 複数業者に見積もりを依頼する
• 書面で契約を交わす
• クーリングオフ制度を活用する

この3つを念頭に置いて、トラブルを回避するようにしましょう。

複数業者に見積もりを依頼する

複数業者への見積もり依頼は、ごみ収集業者・不用品回収業者とのトラブル回避に有効です。

一社だけで決めてしまうと、請求金額が相場より高いのか、安いのかを判断できず、不当な料金を請求されるリスクが高まります。
見積もりの際には、作業内容や追加料金の有無、キャンセル時の対応についても確認しておくようにしましょう。
数社の見積もりを比較検討することで適正価格を把握できます。

また、見積り時の料金がどこよりも安いという理由だけで、業者を選ぶことがないようにしてください。

というのも、あまりにも安い金額を提示してくる業者は、後でなんだかんだ理由をつけて、追加料金を請求してくる可能性があるからです。
信頼できる業者は、詳細な見積もりを提示し、説明を丁寧に行ってくれます。
インターネットの口コミや評価も参考にしながら、複数の業者を比較し、慎重に選びましょう。

書面で契約を交わす

口頭での契約は、言った、言わないで後々トラブルの原因になるのでやめておきましょう。
契約内容を明確にするためにも、必ず書面で契約を交わし、領収書を受け取ることが大切です。
書面には、回収する品目、料金、追加料金の条件、作業日時、キャンセルポリシーなどを明記してもらいましょう。

特に、高額な回収費用を請求する業者とのトラブルを避けるため、契約時には細かい部分まで確認し、不明点があれば質問することが重要です。

安心して依頼するためにも、書面契約は絶対と言ってもいいでしょう。

クーリングオフ制度を活用する

万が一、契約をしてしまったあとに契約解除したい場合は、クーリングオフ制度を活用しましょう。
訪問販売では、契約書面を受け取った日を含めて8日以内であれば、無条件で契約を解除できる権利があります。

クーリングオフを適用するには、書面またはメールで業者に通知を行う必要があります。

悪質な業者は、クーリングオフの権利を知らせず、解除を拒否する場合もあるため、消費者センターや自治体の相談窓口に相談した方が得策です。

また、契約前に「クーリングオフの適用範囲」について確認することで、トラブルが起きた場合でも冷静に対応できます。

悪質な業者に引っかからないよう、契約書の内容をよく理解し、場合によっては法的な措置も視野にいれて対応しましょう。

まとめ：信頼できるごみ収集業者・不用品回収業者の選び方を知り、安心して頼もう！

今回は信頼できるごみ収集業者・不用品回収業者の選び方や選んではいけない業者を見極めるポイントについて解説してきました。

本記事を参考にしていただくことで、あなたに合ったごみ収集業者や不用品回収業者をある程度、絞り込めるはずです。

もっと詳しく自分に適切な業者を探してみたいと思っている方は、ゴミ屋敷の相談がメインではありますが、無料であなたに合った「ごみ収集業者・不用品回収業者」を見つけてくれる以下のサイトをぜひご覧になってみてください。

きっと、あなたにピッタリの業者が見つかるはずです。